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Kyushu University Faculty of Dental Science

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組織図

口腔機能修復学講座 歯科保存学
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研究分野概要

歯髄および歯周組織における病態解析

歯科疾患の病態、発症機序および生体の防御機構を解明することは、安全で確実な治療を実施する上で必要不可欠です。当研究分野では、歯髄炎や根尖性歯周炎の病態を解明し、新しい治療法を開発することを目的として、さまざまな手法を用いた解析を試みています。例えば、根尖性歯周炎に関しては、歯根膜細胞と骨代謝との関連性を明らかにするために、健常人より得られたヒト歯根膜細胞を用いて、特に骨吸収への影響に着目し研究を行っています。これまで、歯根膜細胞が通常オステオプロテジェリンという物質を合成分泌していること、更に、この合成は様々な炎症性サイトカインによって調節されていることなどを分子生物学的手法で明らかにしてきました。また、炎症に伴う骨破壊に関連して、骨改造現象(bone remodeling)における破骨細胞や骨芽細胞などの骨系細胞の動態と機能、あるいは骨吸収と骨形成の調節機構などの問題に関しても解析を試みています。一方、歯髄炎に関しては、その防御機構の一端を明らかにする目的で、侵襲刺激に対する歯髄反応のモデルとして窩洞形成後の歯髄細胞、特に象牙芽細胞の分化に関するオステオカルシンを指標とした研究、付着上皮における防御機構に関与する因子としてのサブスタンスPと好中球の遊走との関連性に関する研究などを免疫組織学的に解析しています。更に、歯の硬組織疾患および歯髄・歯周組織疾患に対する予防法に関する基礎的・臨床的研究にも取り組んでいます。

歯科再生医療に関する研究

近年、組織を再生させることで、その機能を回復させる「再生医療」が注目されています。組織の再生には細胞、細胞外基質、形態形成因子の3要素が必要不可欠といわれており、歯の再生においてもこれら3要素がその鍵を握っていると考えられています。そこで当研究分野では、歯の再生医療の臨床応用化を目標に掲げ、まず歯の象牙質と歯周組織の2つの組織に着目し、これらの組織を3要素に基づいて再生させる基礎研究をスタートさせました。象牙質再生の研究においては、歯髄に存在することが示唆されている組織幹細胞の単離培養に成功し、現在この細胞が象牙前駆細胞から成熟象牙芽細胞へと分化していく過程において、どのような細胞外基質や形態形成因子を必要としているのかを検討しています。歯周組織再生の研究においては、多分化能を持つクローン化ヒト歯根膜細胞株の樹立に成功し、その分化に対するエナメル基質タンパク(EMD)や塩基性線維芽細胞増殖因子(bFGF)の作用について検討しました。その結果、歯周組織の再生にはEMDやbFGFが形態形成因子として有効であることを明らかにしました。現在は、この歯周組織の再生をさらに促進できる細胞外基質あるいは他の形態形成因子について検討しています。今後は、実験系を試験管内から生体内に移し、象牙質及び歯周組織を生体内で効率よく再生し機能させうる条件について明らかにし、歯の再生の臨床応用を実用化しようと考えています。

予知性の高い接着性修復法の確立

最近のう蝕治療における2大トレンドである審美修復および最小侵襲(Minimal intervention : MI)治療には歯科用接着材の使用が不可欠です。しかし、その接着耐久性や接着材自体の生体親和性に関しては不明な点が多く、このことがこれらの治療法の普及を妨げている可能性があります。当研究分野では、予知性の高い審美修復法および低侵襲性う蝕治療法の確立を目的として、接着材の生体親和性に関する臨床疫学的研究および接着耐久性に関する材料学的研究を行っています。具体的には、生体親和性に関しては接着材の歯髄為害性に焦点を当て、レジン充填の短期・長期臨床評価を行っています。その結果、術後性歯髄症状の発現には窩洞深さ・使用した接着材の種類が関係しており、外来刺激から歯髄を保護するために行われる覆髄裏層の有無とは関係していないことが明らかになりました。すなわち、接着材の歯髄親和性を示唆する結果でした。今後、長期経過症例のさらなるデータ集積を行い、接着材と歯髄為害性との関連について詳細な臨床的検討を行う予定です。一方、接着耐久性に関しては審美修復材として頻用されるセラミックスに焦点を当て、湿潤環境下における接着強度測定およびシロキサン結合のESCA分析を行い、セラミックス-接着材間の接着耐水性について検討しています。

教員等の職・氏名(2015年10月1日現在)

教 授 前田 英史(科長)
准教授 吉嶺 嘉人(副科長)
講 師 友清 淳(外来医長)
助教 ・ 准助教 橋口 勇 ・ 後藤 康治(医局長) ・ 松本 妃可 ・ 長谷川 大学 ・  濱野 さゆり
医 員  
大学院 杉井 英樹 ・ 吉田 晋一郎 ・ 木原 智子 ・ 芹田 俊 ・ 水町 博之 ・ 御手洗 裕美 ・  野津 葵 ・ 小川 真理奈 ・ 園田 麻衣
後期研修医
研修登録医 財津 潤子 ・ 西垣 奏一郎 ・ 門野内 聡
特別研究員

※この名簿には対応する診療科の要員等も含む

教育内容

学部教育

1.対象学年

4年生講義および基礎実習
5年生臨床予備実習および臨床実習
6年生臨床実習

2.教育目的

歯の硬組織疾患に対する診査、診断、治療計画に基づき、保存修復の原理と方法を教え、これによって審美性をも配慮した歯の解剖的形態ならびに顎口腔機能の回復と調和を図る必要のあることを理解、習得させます。

また、保存修復学が、あらゆる基礎学科の基盤の上に立った基本的な臨床学科であり、硬組織疾患の早期処置が、歯髄および歯周組織疾患の予防のためにもきわめて重要であることを認識させます。自然治癒の望めない硬組織疾患の修復を目的とする保存修復学は、生物学的ならびに理工学的な巾の広い基盤に立った、きわめて重要な臨床歯科医学です。さらに歯内治療学は歯科の基礎課目を理解した上で行われる臨床歯学の基本の一分野であり、歯の硬組織、歯髄ならびに歯周組織の疾患の病態、予防、診断および治療法を理解、修得させるとともに、これにより歯の機能を保持し、口腔ならびに全身の健康維持を寄与することを目的とします。

3.到達目標

講義、模型基礎実習で硬組織、歯髄、根尖(端)歯周組織およびそれぞれの疾患に対しての修復法,歯内治療法の基礎について十分会得させ、歯科臨床家として必要とされる治療、予防のための術式が行えることを到達目標とします。臨床予備実習、臨床実習において各疾患に対する診査、診断、治療方針をたて治療を行える能力を養い、担当教官のもとで患者に実際に治療方針に基づいた各種修復法、歯内治療法の基本的な処置が行えるように教育し体得させます。

学府教育

歯の硬組織疾患および歯髄・歯周組織疾患に対する治療法並びに予防法に関する基礎的・臨床的研究を行っています。
また、歯内療法および保存修復法に関連した生物学的・材料学的研究に対する理解度を深めるための講義と演習を実施しています。

研究内容

  • 根尖性歯周炎の発症機序と治癒過程に関する研究
  • 外科的歯内治療後の組織修復における分子生物学的解析
  • 破骨細胞分化過程において発現する特異的蛋白質の解析
  • 歯根膜における破骨細胞抑制因子の発現および調節機構の解析
  • 歯髄および歯根膜における硬組織吸収抑制機構の解明

最終更新日(15.09.25)

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