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ミシガン大学歯学部の岩田淳一教授による特別講義を開催しました

2026.8.17

令和8年8月3日、本学歯学部29期生で、現在ミシガン大学歯学部教授としてご活躍されている岩田淳一先生をお迎えし、「Role of Cholesterol Metabolism in Development」と題した特別講義を開催しました。

岩田先生は九州大学歯学部を卒業後、国内外で研究活動を重ねられ、現在はミシガン大学歯学部において頭蓋顎顔面の発生・形成に関する研究を精力的に展開されています。

講演では、細胞代謝が細胞機能を支える基盤であることを踏まえ、とりわけコレステロール代謝が細胞膜の恒常性維持や膜輸送機構に果たす重要な役割について解説されました。さらに、コレステロール代謝異常が膜輸送を介して細胞機能におよぼす影響や、それらが頭蓋顎顔面の発生・形成に与える分子メカニズムについて、最新の研究成果を交えながら紹介されました。また、現在構築を進めている研究モデルや今後の研究展開についても言及され、発生学、分子生物学、代謝学を融合した新たな研究の方向性が示されました。

講演には九州大学歯学研究院の教員および大学院生を中心に約50名が参加し、活発な質疑応答が行われました。参加者からは、コレステロール代謝と頭蓋顎顔面形成との関連や、発生異常・疾患研究への応用可能性などについて多くの質問が寄せられ、非常に有意義な学術交流の場となりました。

講演終了後には意見交換会が開催され、研究内容に関するさらなる議論に加え、九州大学歯学部とミシガン大学歯学部との教育・研究交流の可能性についても活発な意見交換が行われました。今後の国際共同研究や若手研究者・大学院生の交流促進に向けても、有益な情報共有の機会となりました。

今回の特別講義は、本学卒業生として国際的に活躍されている岩田先生の最先端の研究成果に触れる貴重な機会となるとともに、九州大学歯学部とミシガン大学歯学部との今後の教育・研究交流の発展につながる、大変有意義な学術交流の場となりました。