私は、2015年から2018年までの3年間、アメリカ合衆国のボストンにあるハーバード大学Ragon Institute で、免疫疾患の病態解明を目指して留学してきました(写真上)。ボストンは非常に綺麗な街でハーバード大学、MIT、マサチューセッツ総合病院、ダナファーバー研究所などが犇く学術都市でもあります(写真下)。帰国して日々の臨床で忙しい今感じることは、留学して良かった!ということです。じっくりと腰を据えて、論理的に物事を考え研究をするという経験は何事にも代え難いことです。また実際に海外で生活して仕事をすることは、たくさんの困難を乗り越える必要があります。その過程で得た国際人としての経験が、自分の貴重な財産となります。現在私の研究成果を発展させるべく、ハーバード大学と九州大学の顎口腔外科は国際共同研究を行っています。そのため、国内だけでなくアメリカやヨーロッパをはじめ海外へも行き来しています。
(写真上 MentorであるShiv Pillai教授とJohn Stone教授)
(写真下 Ragon研究所からの眺め、左奥にハーバード大学キャンパス)