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ガジャマダ大学サマースクールの参加について(報告)

2016.8.29

その他

仲谷佐奈子

 

 今回、このプログラムに参加し、これからの人生でも経験出来ないような貴重な時間を過ごすことが出来たのではないかと思う。自分の語学力の低さを痛感したが、拙い言葉であったとしてもこれほどの人とつながることが出来るのかと本当に驚いている。そして友情関係を築けたことをとてもうれしく思っている。国は異なるが同じ歯学部生としてたくさん交流し、その人たちの勉強に対する姿勢を目の前で感じることができたのは自分にとって大きな収穫だったと感じている。メンバーとの別れ際に、またいつか会うときには私たちは“Dr”になっているのだよね、と言われた。将来、再会するときには恥じる事のない歯科医師になっているためにこれから頑張っていかなければいけないなと感じた。今はこのサマースクールにおいて私を支えてくれたみんなに感謝したいと思う。

 

 

中山和歌子

 

 ガジャマダ大学サマースクールでは予想していた以上に充実した日々を送ることができました。大学では講義や実習、病院見学など、インドネシアの歯科事情について学びました。日本との類似点や相違点を発見し、自分の知識を深めることができました。また、このプログラムの魅力の一つは、勉強だけでなく、文化交流や観光など、楽しいことも盛りだくさんだったことです。他国の参加者やガジャマダ大学の主催者とも仲良くなることができ、帰国した今でも連絡を取り合っています。また、私の場合、ルームメイトが外国人だったこともあり、英語を話す機会を他の人よりも多く与えてもらったと思っています。自分の英語の拙さを痛感する2週間でしたが、今後の歯科の勉強、英語の勉強に対する意欲の向上につながったと思います。大変貴重な経験をさせてもらいました。

 

 

古海千尋

 

 サマースクールに参加していた2週間は充実した毎日でした。サマースクールの大まかな内容は、ガジャマダ大学病院の見学、小学校での歯科検診の見学、村での歯科訪問の見学、観光、ホームステイ、ディベートを含む講義、印象採得や縫合などの実習でした。病院見学では、研修医の方々が病院の設備や大学に入学してから卒業するまでの道のりを教えてくださり、日本、韓国、マレーシア、インドネシアの教育システムの違いを知れたので、日本の良さや弱点を客観的に見ることができました。観光ではお寺やビーチを訪れ、サマースクールに参加している人たちと語り合う時間が多く、2週間でしたが、たくさんの友達ができました。講義は参加型の講義が多く、周りの人々の意識の高さに圧倒され、いい刺激を受けました。さらに小学校では歯磨き指導や日本語を教えたりして貴重な体験をすることができました。今回のサマースクールを通して一番印象に残ったのは、他の国の英語力の高さと技術力の高さでした。マレーシアやインドネシアでは授業が全て英語で行われているため、日常会話はもちろん、歯科英語も堪能でした。さらに、3年生から自分の患者をもち、技術を磨いているため、私たちよりもはるかに印象採得やコンポジットレジン修復が上手でした。これから病院研修を行う私たちにとって、モチベーションがあがるいいきっかけになりました。次は歯科医師として会おうと約束して帰ってきたので、その日が今から楽しみです。

 

 

山本真隆人

 

 あっという間の二週間でした。インドネシア、マレーシア、韓国、日本の他大学の学生と寝食を共にし、学びました。彼らとの英語でのコミュニケーションに最初は戸惑いましたが、徐々に打ち解けあう事が出来ました。英語での歯学の授業、研究室、実習室の作業、病院見学、小学校歯科検診同行などを行い歯学に関することを多く学ぶことが出来、さらに多くの遺跡探訪、演劇鑑賞や、伝統衣装に身を扮したり、ホームステイや、伝統工芸作成を体験したり、海に行ったり、ショッピングに行ったりとたくさんの思い出をつくることができました。

今回のサマースクールでの一番の収穫、それは多くの海外の友人を作れたことです。アジア各国の志を同じくする学生たちと多く友情を築けたことが何よりの財産で、今や英語でLINEを送ることも日常になってきました。

大学5年生にして、これまでで一番充実した夏休みが過ごせたのではないかと思います。最高のおもてなしをしてくださったUGMの学生の皆様、先生方、サマースクール参加に際して、手続き等をしてくださった西村先生、歯学学生係の皆様、この場を借りて御礼申し上げます。

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作成日 : 2016-08-29