アジアトップクラスの即興型英語ディベート大会が、九州大学で開催されます。
歯学部2年生 唐 栄浩さんが実行委員長として、企画・運営に携わっています。
ぜひ、みなさんご参加ください。
平成29年8月19日(土)~20日(日)
九州大学伊都キャンパス
以下、プレスリリースより抜粋
即興型英語ディベート(パーラメンタリーディベート)とは、「イギリスの議会」を模倣し世界中で行われている競技です。世界大会形式では、参加チームは各「試合」において2チームずつ、与党(肯定)側・野党(否定)側に割り当てられます。議題が発表されると15分程度の準備時間ののち、与党側・野党側から交互にスピーチを行い、試合後、経験豊富な第三者(審判員)が議論や話し方の優劣を判定し点数をつけます。見て勝ち負けをつける、という流れで進められます。論題は多岐にわたり、政治、教育、法律、宗教、ジェンダーなど様々です。
日本国内では年間約30の大会が行われており、海外でも広く開催されています。世界で最も大きいパーラメンタリーディベートの大会、The World Universities Debating Championships (WUDC) では多くの国々から500-1000人の「ディベーター」が参加し、英語で議論を行います。価値観や文化的背景が異なる参加者と数多くのディベートを行うことで幅広い考え方に触れ、ディベーター自身の将来の選択肢が広がるとも言えます。
これらの理想を実現するために、QDO実行委員会を主催団体とし、九州大学言語文化研究院、ディベート教育国際研究会を共催団体として、国内で参加できるディベートの国際大会を開催することに至りました。また、大会は九州大学、文部科学省、外務省、福岡県、福岡市の後援名義を獲得して、ディベート大会としては最も多くの公的機関の後援を獲得することに成功しました。さらに、九州大学では、平成29年度スーパーグローバル大学創成支援(SHARE-Q)「提案型事業枠」による事業として経済的支援を受けることにも理ました。
2014年にQDOの前身となるKyushu Cup ディベート大会を開催して以来4年間の成長を経て、本大会は日本国内において、最も参加者数が多く、最も海外参加者が多く、経験豊富な海外審査員の数が最も多く、数で表せる指標に関しては日本で一番の大会となりました。
大会は実行委員会、審査委員団、顧問団からなり、実行委員会は九州大学、京都大学、大阪大学などからの大学生や卒業生、総勢約16人で構成されています。審査委員団は共同審査委員長のJoshua Park氏(Harvard卒・現韓国SolBridge大Assistant Professor)、加藤彰氏(東京大学卒・現経営コンサルタント等)を始め、世界大会優勝者/準優秀者、アジア大会副審査委員長など世界トップクラスの実績を収める約20名の審査団員・審査員からなっています。顧問団は九州大学言語文化研究院の井上奈良彦先生(JDA日本ディベート協会理事)を始め、ディベート界の権威となる方々から構成されています。
大会実行委員、審査員、顧問は21世紀のグローバル社会を引っ張っていく人材同士が、英語ディベートを通してより交流を深め、より正確な相互理解を促進する場を提供することを第一目的として、日々頑張っています。Kyushu Debate Openの「想い」を届けるために、ご協力をお願いします。
詳しい情報は本大会のホームページとFacebookの公式ページをご覧ください。
https://kyushudebateopen.jimdo.com
https://www.facebook.com/QDO.KyushuDebateOpen/?ref=bookmarks
作成日 : 2017-08-02