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ガジャマダ大学サマースクールの参加について(報告)

2015.8.28

その他

インドネシア ガジャマダ大学サマースクールに参加して

 九州大学歯学部の提携校であるインドネシアのガジャマダ大学歯学部が主催するUGM Summer Dental Courseに5年の新甫、白、原田の3人で8月2~15日の約2週間参加させて頂きました。日本、マレーシア、インドネシアからの参加者がいました。

 

新甫智明

 おそらく全参加メンバーの中で最低の英語力だった私は最初は言語の壁にぶちあたり非常に辛かった。しかし負けずに睡眠時間も削り英語とインドネシア語を勉強し、誰よりも積極的に会話をとり、常にノートとペンを持ち歩いていた私をみな認めてくれ、親切に英語やインドネシア語を教えてくれるようになった。インドネシア、マレーシアの超優秀な生徒達と会話することは自分に大きなプラスを与えてくれるはずだったが、何を話しているかほとんど理解できなかった。英語のできる友達経由で、彼らの宗教、文化、生活、学業を知り、また歯科に対する取り組みの意識の高さを感じた。インドネシアの観光、田舎での生活、ホストファミリーでの生活、子供の歯科検診なども経験した。ここに書ききれないほどの多くのことを学び、感じた。自分の価値観をかえたプロジェクトだった。また参加したい。今は英語を勉強している。

 

白仁協

 私がUGMのプログラムに参加するようになったのは、仲良い友達と海外に遊びに行けて、向こうの友達も作れて面白そうという単純な理由でした。英語で向こうの学生さんとコミュニケーションをとることについてすごく心配もありましたが、インドネシアに着いてすぐその不安はなくなりました。勢いだけあれば短い英語でも楽しく会話できるし、インドネシアの友達だけではなく、マレーシア、日本の他の地域の友達もどんどん増えて、すごく楽しかったです。また、学校の案内からジョグジャカルタの観光、文化の体験まで色々なことが体験できるよう計画を立ててもらってとても有意義な時間を過ごすことができました。その中でも記憶に残るのはお寺好きな私の好みであったボロブドゥール遺跡とカーニバルナイトです。世界遺産だけあってボロブドゥール遺跡の美しさとその遺跡のストリーのすごさは言葉では表現できないので、ぜひ体験しに行ってみてください。カーニバルナイトはそれぞれの国の学生たちが伝統衣装を着て伝統の踊りを披露しあうイベントで、かっこいい踊りもあれば、面白い踊りもあって、友達の違う姿が見られたので印象に残っています。このようなプログラムは初めてでしたが、いい友達も思い出もたくさんできて、いい経験になったと思います。留年して来年もう一回行きたいぐらい楽しいので、ぜひ参加してみてください。

 

原田有理子

 「何が一番印象的だった?」と聞かれれば私は真っ先にバスの中、と答えます。授業や、歯科医院訪問、観光も勿論勉強になったのですが、やはり今回のプログラムでの一番の収穫は「人」です。バスの中では、歯学の話のみではなく、宗教や政治そしてもちろん、他愛のない話も沢山しました。たった2週間で相互理解と思われるかもしれません。しかし参加者一人一人がお互いを理解したいと思い、得た知識、経験は一生の思い出でです。再会を誓った仲間と次に会う日まで精進して行きます。そして、この経験を是非多くの後輩にもして欲しいと強く思っています。

 

作成日 : 2015-08-28