クラウンブリッジ補綴学
クラウンブリッジ補綴学分野では、むし歯や外傷などで失われた歯質や歯を、クラウン、ブリッジ、義歯、インプラントなどの補綴装置によって回復し、患者さんの「噛む」「話す」「見た目を整える」といった口腔機能の維持・回復を目指しています。補綴治療は、単に失われた歯を補うだけでなく、かみ合わせや口腔全体の調和を考えながら、患者さん一人ひとりの生活の質を支える重要な歯科医療です。
当分野は、九州大学歯学部設立時から続く歴史ある補綴学分野の一つであり、2024年7月より新たな体制で診療・教育・研究を進めています。臨床では、クラウンブリッジ、義歯、インプラント治療を中心に、顎補綴やスポーツ歯科、高齢患者さんの口腔機能管理などにも幅広く取り組んでいます。大学病院の専門診療科として、患者さんの状態に応じた安全で質の高い補綴歯科治療の提供を心がけています。
研究面では、日常の臨床で生じる疑問を出発点として、基礎研究と臨床研究の両面からその解決を目指しています。インプラント周囲組織の健康維持、補綴装置と口腔機能の関係、口腔機能の評価、再生医療やバイオマテリアルに関する研究など、補綴歯科医療の発展につながるさまざまな研究に取り組み、その成果を学会発表や論文として国内外に発信しています。
また、卒前・卒後教育にも力を入れており、学生、研修医、大学院生に対して、単に治療技術を習得するだけでなく、「なぜその治療を選択するのか」を科学的・論理的に考える姿勢を大切にした教育を行っています。現在、教員9名、医員2名、後期研修医4名、大学院生12名、研究生1名、研修登録医1名の総勢30名が在籍し、それぞれが臨床・教育・研究に真摯に取り組んでいます。
私たちは、長い歴史の中で培われてきた補綴学の伝統を大切にしながら、時代の変化に対応した新しい歯科医療の実践と発信を目指しています。患者さんの口腔機能とQOLの回復に貢献できるよう、分野一同、日々研鑽を重ねてまいります。

メンバーMEMBER

教授/熱田 生
- 教授
- 熱田 生





