口腔顎顔面病態学

口腔病理学分野

「診断から研究へ、研究から診断へ」をキャッチフレーズに日々邁進しています。

# 理念とモットー
 私たち口腔病理学研究分野では、「診断から研究へ、研究から診断へ」を掲げ、病理診断・教育・研究を高い次元で統合し、口腔保健のさらなる向上に貢献することを目指しています。こうした日々の臨床観察を最先端の科学的発見へと繋げ、その研究成果を確かな患者ケアへと還元できるよう、日々真摯に取り組んでいます。
 私たちは、口腔病理学および生命科学の発展を担う研究室として、病理診断、教育、そして基礎からトランスレーショナルリサーチ(架け橋研究)にいたるまで、幅広く精力的な活動を展開しています。

# 3つの柱:診断・教育・研究
* 病理診断(Diagnosis)
 九州大学病院歯科部門における病理診断の要として、包括的かつ高精度な診断に心掛けております。年間約1,200〜1,500件の病理検体検査をはじめ、50〜80件の術中迅速病理診断、さらには口腔細胞病理診断まで幅広く対応しています。さらに、学内および地域の関連病院との臨床病理カンファレンス(CPC)にも緊密に連携・参加し、地域医療の質の向上にも寄与しています。

* 教育(Education)
 私たちの教育ミッションは、次世代を担う学生たちが、疾患の原因やメカニズム、臨床症状を深く包括的に理解できるよう導くことです。講義と組織病理学の実習を通じ、疾患に伴う構造的・機能的な変化を的確に捉え、光学顕微鏡から得られる所見を正しく解釈する力を養います。ここで培われる確かな視応力は、将来の臨床診断や最善の患者ケアを支える揺るぎない礎となります。
 学部教育(2年次秋冬期-3年次春夏期)では、病理学を総論(疾患に特徴的でかつ共通の普遍的な形態学的、機能的変化の究明)と各論(種々の疾患を臓器、組織別に把握する)に分け、講義と病理組織学実習を交えて行っています。

* 研究(Research)
 当研究室では、組織発生と腫瘍形成における「共通の分子・細胞メカニズムの解明」を主要なテーマに掲げています。私たちの研究の強みは、その多くが日々の病理診断における気づきや疑問から着想を得ている点にあります。だからこそ、常に臨床に直結する本質的な課題にアプローチできるのです。
 生体内環境を忠実に再現する臓器培養系など、先進的かつ多彩な実験手法を駆使しながら、疾患メカニズムの解明、そして歯科・医学の未来を切り拓く新たな診断法や治療戦略の創出に貢献してまいります。

 このようにして「診断から研究へ、研究から診断へ」と実現できるように日々努力しています。

口腔病理学分野素材

メンバーMEMBER

教授/清島 保

教授/清島 保

教授
清島 保
准教授
藤井 慎介
助教
長谷川 佳那
助教
Truong Thi Kim Thinh
大学院生
Chang Kai Ting
大学院生
Ngo Vu Tuong Vy
大学院生
三森 咲依
大学院生(修士課程)
朝妻 光枝
技術補佐員
音羽 弘

学生へのメッセージ

病理学は、疾患の根本的な原因やメカニズムを解き明かし、組織や臓器に現れる構造的・機能的変化を追究する学問です。これらの変化を微細なレベルまで詳細に紐解く病理学は、正確な診断を確立するための要(かなめ)であり、常に臨床現場の最前線と深く結びついています。そのため、多くの歯科学生や臨床医の先生方が、日々の診療で出会う疾患の背景にある「病理学的基盤」を深く理解することに強い関心を寄せておられます。
 当研究室では、日々の確実な診断業務を遂行するとともに、口腔病理学分野における先進的な研究にも情熱を注いでいます。研究の世界に少しでも興味をお持ちの学生の皆さんは、ぜひ私たちのプロジェクトに参加してみませんか。最先端のスキルを磨きながら、自らの手で新たな科学的発見を成し遂げる感動と喜びを、共に分かち合いましょう。
 病理学、口腔病理学、あるいは生物医学研究に興味をお持ちの方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。当研究室での学びや研究の可能性について、皆さまとお話しできることを心より楽しみにしております。

九大歯学部Voice

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九大歯学部 Voice#04

「研究者として、臨床医として」

歯学顎口腔外科 助教 前原 隆

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九大歯学部 Voice#03

「患者さんに寄り添える歯科医師になり、
私にしかできない仕事に携わりたい。」

学生歯学部 2年生

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九大歯学部 Voice#02

「歯科医療の未来は明るい」

歯学大学院 4年生