口腔顎顔面外科学
私たちの分野では、全てのスタッフが高い向上心と協調性をもって、臨床・教育・研究に対して取り組んでいます。臨床は、口唇口蓋裂を中心とした口腔先天異常、顎変形症、口腔悪性腫瘍、歯科インプラントおよび生体材料を用いた口腔顎顔面再建、顎顔面外傷および顎関節疾患のなどの外科的治療に力を入れています。現代の医療ニーズに沿った診療を心がけるとともに、研究成果を発展させて新しい治療法、材料の開発を進めるトランスレーショナルリサーチ(橋渡し研究)を行っています。手術シミュレーションと手術ナビゲーションは実用化が望める段階にあり、こうした取り組みは常に新しい治療法や検査・評価法などを指向する当分野のスタイルを表現していると言えます。
教育では、臨床での疑問や要求に答える修練として、自ら考えて問題解決ができる次世代のリーダーの育成を目指しています。
研究は、多様性を維持しつつ臨床分野として社会に貢献する研究テーマを追求しており、バライティに富んだ研究が進めています。当分野では、歯科医療にイノベーションを起すべく日々活動しています。 新しい発想と柔軟な思考を持った若い方々を歓迎いたします。